文化施設運営シニア世代の情報格差を埋める"人にやさしい"デジタル化を実現
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小金井 宮地楽器ホール リモート接客サービス実証実験を実施
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施設名
小金井 宮地楽器ホール(小金井市民交流センター)
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所在地
東京都小金井市
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URL
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業務カテゴリ
指定管理構成企業、貸館運営、自主事業企画運営
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施設規模
大ホール578席、小ホール150席、市民ギャラリー、練習室 等
SPSの取り組み
point1
誰もが使いやすい受付サービスのデジタル化への挑戦
2024年7月1日(月)~8月31日(土)の間、1階受付にてリモート接客サービスの実証実験を実施しました。
今回の実証実験では、利用者がタッチパネル上で情報を確認し、さらに詳しい情報を知りたい場合や直接スタッフに尋ねたい場合は、呼び出しボタンを押してリアルタイムに会話できる仕組みを採用。受付サービスに対する利用者のニーズを明らかにし、最適なサービス設計に活かすことを目的として行われました。
point2
情報の見つけやすさと安心感がシニア世代の利用を後押し
今回の実証実験では、60代が33.3%、次いで70代が18.2%となり、シニア世代の利用率が最も高い(51.5%)結果となりました。
サービス利用後のヒアリングでは、「タッチパネル内の情報が見やすく思ったより操作がスムーズにできて使いやすかった」「最終的には直接スタッフと話せる機能があることが安心感につながった」という声も聞かれています。
限られたデータベースの中だからこそ的確に情報収集ができ、「解決できなければ聞ける」手段が残されていることが、デジタル機器操作に対する不安を和らげ、シニア世代の利用促進につながったと言えるでしょう。今後も地域に密着した市民交流センターとして、今後も誰もが使いやすく安心して疑問が解消できる、デジタルを活用した‘人にやさしい’受付サービスの実現を模索していきます。