文化施設運営1000人が体験!リモート接客サービスで新たな価値提供を実現
- 指定管理施設運営
- デジタル・DX
- 地域活性化
- 近畿
デジタルの活用でサステナブルな施設運営をサポート
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施設名
茨木市文化・子育て複合施設 おにクル
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所在地
大阪府茨木市
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URL
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業務カテゴリ
指定管理代表企業
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施設規模
ホール、会議室等各種貸出スペース、プラネタリウム、芝生広場、図書館、子育て支援、屋内こども広場、市民活動センター
SPSの取り組み
point1
新たな働き方とサービス向上を目指した実証実験
2024年1月17日(水)~3月17日(日)に行われた実証実験は、デジタル技術の活用により、全ての市民に使いやすい施設を実現し、サービスの向上に貢献することを目的として実施しました。
特に無人フロア・エリアのインフォメーションサービス向上やユニバーサルコミュニケーションの支援に重点を置きながら、SPSの長年にわたる施設運営・コンサルティング経験から得た知見を活かし、利用者のニーズ把握と独自の取り組みを追求しました。
また、今回オペレーター自身も遠隔地でのリモートワークやテレワークを活用しながら接客を行い、接客業における新たな働き方の可能性に挑戦しました。
point2
対面接客と変わらない円滑なコミュニケーションの実現
期間中のリモート接客サービス利用者は1000人以上に上りました。420人が回答したアンケートでは、今までにない先進的な取り組みについてや、無人フロアでの接客の利便性が高く評価されました。また、回答者の96%がリモート接客サービスを「使いやすい」と答え、リアル(対面)の接客と変わらない円滑なコミュニケーションの実現が実証されました。
このように、人材不足を抱える接客サービス業界においても、多様な働き方の選択肢を提供し、サステナブルな施設運営を行っていくことは、今後、利用者側も含めた双方にとって大きな意義を持つことでしょう。今後も私たちは変化する社会と利用者のニーズに柔軟に対応し、リモート接客サービスの普及を推進していきます。
インタビュー
リモート接客サービスの実験期間中は、おにクルにマッチしたイベントの開催やUIの改善など、SPSさんには積極的な取り組みをしていただきました。これにより、市民の利用促進や認知度向上につながったと考えています。このサービスの魅力は、AIではなく、裏に人がいるという安心感だと思います。そのコミュニケーションがあることで、接客をより特別なものにしていると感じています。
おにクルは実験の場であり、チャレンジするための場でもあります。この実証実験から得た示唆を踏まえながら、これからもさまざまな取り組みに挑戦していきたいと思います。
<茨木市 担当者>