文化施設運営やまぎん県民ホールで、「東京シティ・バレエ団―きっと誰かに話したくなる―『白鳥の湖』」を開催

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世界の名作を「お話し付き山形特別バージョン」として企画制作

  • 施設名

    やまぎん県民ホール(山形県総合文化芸術館)

  • 所在地

    山形県山形市

  • URL

    https://yamagata-bunka.jp/

  • 業務カテゴリ

    指定管理構成企業、貸館運営、自主事業企画運営

  • 公演名

    SPSオリジナル公演企画「東京シティ・バレエ団―きっと誰かに話したくなる―『白鳥の湖』(お話つき山形特別バージョン)」

SPSの取り組み

point 1

やまがたオリジナル公演の企画制作を担当

2021年より「自主事業公演」で培ってきた企画力とノウハウを活かし、全国の文化施設に向けて「オリジナル公演企画」の提供を開始しています。この度、2023年8月19日(土)に「やまぎん県民ホール 大ホール」で上演された「東京シティ・バレエ団―きっと誰かに話したくなる―『白鳥の湖』(お話つき山形特別バージョン)」の企画制作を行いました。

point 2

プロフェッショナルたちとのタッグにより実現

作曲家・ピアニストの加藤昌則氏、東京シティ・バレエ団芸術監督の安達悦子氏らとの協働により、世界の名作『白鳥の湖』の本格的なバレエ音楽の世界を加藤氏のお話を交えて上演。バレエ初心者には、難しいと思われがちのバレエ鑑賞の仕方を楽しく・わかりやすく、既存のバレエファンにもあたらな魅力お届けする機会を創出しました。

point 3

出演者インタビュー

自分自身がバレエに縁遠く、そこから踏み込んでいったバレエの世界の魅力は、どんなバレエ初心者、無関心者(!?)とも共有できるという確信がありました。バレエは、歴史との関わりも深く、特にフランスがバレエ大国になったのは、政治が大きく関わっていたことでもあります。そしてロシアがその後バレエをさらに発展させる理由は、有名な絵画に描かれた皮肉でした。こうした一見、音楽やバレエとは関係のない、一般的に知られた史実や事柄と結びつけて捉えると、途端にその分野に興味深くなるのは私だけではないと思ったのがその確信の理由でした。公演の実現の為に、SPSスタッフをはじめ、ホールの関係者の方々が様々な協力と尽力を注いで下さったことで、それぞれのホールのニーズにあったカスタマイズのためのリサーチやノウハウを共有しながら創り上げられたことは大きな財産になり、これからの公共的ホールの在り方に一つの方向性を見出すことにも繋がったのではないかと言う自負も抱いております。
<作曲家・ピアニスト:加藤昌則氏>

SPSさんとの出会いは、加藤昌則さんの解説で上演した『バレエ音楽の世界』でした。人々を音楽への興味からバレエの世界に誘おうという素晴らしい企画で、制作のSPSさんと加藤さんから学ぶことが沢山ありました。バレエはまだまだ、敷居が高いと言われることが多いです。作曲家の視点で語られる加藤さんのユーモアに溢れたお話を聴いて、このような方に解説して頂けたらバレエをもっと身近に感じて頂けるのに、と思っていた矢先、SPSさんからやまぎん県民ホールでのバレエ企画のご提案がありました。そして、東京シティ・バレエ団『白鳥の湖』全幕「きっと誰かに話したくなる」特別バージョンが生まれたのです。加藤さんが絶妙なタイミングで登場して解説し、山形交響楽団の素晴らしい演奏でお届けした舞台は、満員のお客様から大きな拍手を頂きました。SPSさんと作り上げたこの舞台の感動を一回で終わらせるのは惜しい!次にコラボできる事を楽しみにしています。
<東京シティ・バレエ団芸術監督:安達悦子氏>