文化施設運営枚方市総合文化芸術センターで「三浦文彰が魅せる室内楽の世界」を開催
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フリーアナウンサー中井美穂氏がナビゲーターを務め、演奏家と共に室内楽の魅力をわかりやすく伝えるSPS独自の企画公演
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施設名
枚方市総合文化芸術センター
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所在地
大阪府枚方市
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URL
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業務カテゴリ
指定管理代表企業、開館準備業務、貸館運営、自主事業企画運営、チケットデスク、広報
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公演名
SPSオリジナル公演「三浦文彰が魅せる室内楽の世界」
SPSの取り組み
point 1
「いつものコンサートとは一味違う」
ヴァイオリニスト三浦文彰氏と制作したオリジナル公演
本公演は、音楽の原点ともいえる「室内楽」に親しみの少ない方にも楽しんでもらいたいと、三浦氏とSPSで企画・制作したものです。ナビゲーターに中井美穂氏を迎え、演奏家自らが曲目や演奏の解説・公演の舞台裏などを伝えることで、演奏を聴くだけではわからない魅力を味わうことができます。
point 2
演奏前にリアルな解説。味わい所を事前に理解することで深みのある鑑賞体験を実現
後半の三重奏曲の演奏前には、演奏家それぞれが楽器を弾きながら、お気に入りのフレーズや楽曲の聴かせ所を紹介。指揮者のいない中で演奏家同士のタイミングの合わせ方や、演奏会では見えないリハーサル時のエピソードも語られ、会場に笑いが起こることもありました。実際のメイン曲の演奏では、観客は「チェロの見せ所だと教わった部分だな」「この後のメロディーがステキだった」など、一度聴くだけよりも鑑賞体験を深められる仕掛けとなっています。
※本公演は「岡崎市シビックセンター(愛知県岡崎市)」で初演、今回は2回目の実施となります。今後は、SPSオリジナル公演企画として当社の運営施設外にも展開していく予定です。
来場者の声
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演奏家の生の声が聴けて、曲目にも親近感持つことができ、大ファンになりました!
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音楽の知識がないことに恥ずかしさを感じていましたが、苦手意識が無くなりました。
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クラッシック初心者にはとても有難い!是非、シリーズ化してください。
インタビュー
今回はSPSの皆様とゼロから企画を考えて、何かいつものコンサートとは一味違う、音楽の基本である室内楽の魅力を言葉でお届けし、演奏を聴いて頂くというコンサートを開催しました。
中井美穂さんをナビゲーターにお迎えし共演者とのお話しの中では、各々がどのように解釈しているか、普段リハーサルでも話さないような思いなどを擦り合わせることにより、多角的な視点で音楽を考えることができ、僕自身が観客の目線に立ち聴いていたとしても興味深いだろうな、と思える内容でした。 後半では、理解を深めた上での演奏でしたのでより一層、音楽を楽しんでいただけたと思います。もちろん、僕たちも作曲家の情景や心情を忠実に映し出すために気持ちが入りました。
初の試みでしたが素晴らしいメンバーに恵まれ、大盛況のうちに無事終了いたしました。今後も続けて参りますので、どうぞご期待ください。
<ヴァイオリニスト:三浦文彰氏>
「室内楽は音楽の源である」三浦文彰さんのこの一言に導かれてスタートしたコンサートはとても贅沢な時間となりました。
演奏家の皆様からそれぞれの楽器のお話やピアノトリオの魅力。何をイメージして演奏していらっしゃるのか。どうやって呼吸を合わせているのか。また、作曲家の人となり、特徴、楽曲の作られた背景や聴き所などを実演していただきながらお話いただきました。
言葉にならない想いが音楽になっていると思いますが、そこに今を生きる演奏家の皆様の体温と言葉が加わって 聞いている私たちのイマジネーションもどんどん広がっていきました。室内楽を、音楽の世界をもっともっと知りたくなるようなコンサートを目指します!!!
<ナビゲーター:中井美穂氏>