文化施設の運営

今まで実現が難しいと考えていた公演も叶えるオーダーメイド企画

SPSは、ピアニストで作曲家でもある音楽プロデューサー・加藤昌則さんとタッグを組み、豊富な経験と柔軟な発想で、その地域や施設が抱える課題を解決し、ご要望に応えるオーダーメイドのコンサートを企画・提供しています。

■加藤昌則さんへのインタビュー

本記事では、小規模ホールでは開催が難しいとされるバレエ公演を、レクチャーコンサートの形式で実現させた岡崎市シビックセンターの事例をご紹介します。

オーダーメイド事例：小規模ホールで「プロのバレエが観たい！」を叶えた『バレエ音楽の世界』

【事業担当者からのリクエスト】
私たちのコンサートホールでは市民の子供たちのバレエ発表会が数多く開催されていて、以前からバレエ鑑賞のニーズが高いと感じていました。しかし、小さな音楽ホールで、オーケストラピットも華やかな照明もないため、本格的なバレエ公演は諦めざるを得ません。
それでもこのホールで、生演奏と共にプロのバレエ技術に触れられる機会を創出したいと思い、加藤さんにバレエを軸とした公演のプロデュースをお願いしました。

【解決事例】
●公演名：ようこそコロネットシリーズ JUST 2 HOURS!!　新体感!バレエ音楽の世界

①バレエの歴史を学べる、レクチャーコンサート
加藤さんと、東京シティ・バレエ団芸術監督の安達悦子さんが、バレエの歴史や型を分かりやすく解説する、レクチャーコンサートの形式で開催。バレエを習っている人も、初心者の人も、プロダンサーのパフォーマンスを間近に見ながら解説を聴き、楽しくバレエの教養を深めることができます。

②最小限の編成でオーケストラの雰囲気を再現
通常はオーケストラで演奏されるバレエ音楽の世界観を、ピアノ・ヴァイオリン・チェロ・フルートの最小限の編成で表現。またフルート奏者に地元のアーティストを迎え、地域との親和性も重視しました。

③プロのバレエダンサーによるダイジェスト版の本格バレエ
加藤さん・安達さんがストーリーの見どころなどを解説することにより、演出に必要な舞台装置や照明を最小限にしました。レクチャーを挟みながら、各国のバレエ作品の有名なワンシーンを贅沢なダイジェスト版で鑑賞することができ、飽きのこないプログラム構成になっています。

●出演者：
作曲・ピアノ・解説：加藤昌則
ヴァイオリン：遠藤香奈子
チェロ：清水詩織
フルート：山本葵
バレエ：飯塚絵莉 《東京シティ・バレエ団ソリスト》
バレエ：吉留 諒 《東京シティ・バレエ団プリンシパル》
解説・振付：安達悦子 《東京シティ・バレエ団芸術監督》

●紹介動画
https://youtu.be/aAroR-Esd5I

【お客様からの声】(アンケートより抜粋）
●ステージと客席が近く、間近に生演奏の本格的なバレエが観られて、とても感激しました。
●初めて体験する形式のコンサートでしたが、加藤さんと安達さんの説明が分かりやすく、ただ演奏を聴くだけよりも楽しめました。バレエ音楽への理解が深まり、もっとバレエが観たいと思いました。
●バレエとピアノを習う娘は、ずっとワクワクしながら楽しんでいました。ぜひまたバレエ音楽パート2をやって欲しいです。

【開催後の事業担当者の声】
券売が目標数を大きく上回り、アンケートでも「また見たい」「また来たい」というご感想が多く、バレエ教室の生徒さんを中心に大変好評のコンサートでした。レクチャー形式も好感触だったので、今後予定している似た形式の公演にも勝算がありそうだというヒントが得られました。ホールに足を運んでもらうきっかけ作りとして収穫があり、大変満足しています。

施設の要望に合わせたオリジナル公演を企画・提供

SPSは長年にわたり全国の文化施設の管理・運営に携わってきた経験とノウハウを活かし、各施設のご要望に応えてオーダーメイドやカスタマイズできるオリジナル・プログラムを数多く提供しております。まずはお気軽にお問い合わせください。